今の時代、人気アーティストでもダンスが上手な人・グループが多かったり、授業でダンスが項目にあったり、SMSで踊ってみたがあったりと、ダンスが身近なものになりつつありますよね。
しかし、初心者にとっては難しいし、踊れない姿を見られるのも恥ずかしい。
そんなあなたの為に、ダンスが上手になるための方法を伝授します。
ダンスが上手に見えない原因
なぜ上手に見える人とそうでない人がいるのか。まずはその原因からご紹介します。
1.動きが小さい
ズバリ、動きが小さいとダンスが格好良く見えません。原因として、
・振り付けを覚えきれていない
・筋力が足りていない
・恥ずかしい、自信を持てていない
などがあげられます。
これらはレッスン中だけで身に付くものではないので、自主練が必要です。とくに、体幹が弱いと手足を大きく動かしたときに胴体がぶれてキレのある動きができなかったり、動きが小さくなってしまうので、自主的に鍛える習慣を付けるといいです。
2.基礎が足りていない
基礎ができていないとダンスを格好良く踊れません。
ダンスの振り付けは基礎の延長線上にあるので、まずは基礎力を鍛えることが大切です。基礎というと、ステップ(ボックス、クラブ)のことを指します。
とくにストリート系ダンスの場合には、体のパーツを別々に動かすアイソレーション(※)の基礎が非常に重要です。
※アイソレーションとは、日本語で「分離、独立」。ダンスに置き換えると「ある箇所だけを動かすこと」と置き換えられます。首のスライドや胸、腰だけを動かす動作、ウェーブなどが完ぺきにできるようになるまで練習をしましょう。
3.体重移動ができていない
体重移動ができていないと動きがぎこちなく見えます。また、動きが小さくなったり、音よりも早く動いてしまったりする原因にもなります。
ステップを踏む際は足だけを動かすのではなく、胴体を左右の足に乗せる意識を持ちましょう。
こうして考えると、確かにダンスが苦手な人の動きって小さいイメージありますよね。では、上手く見える人はどうでしょうか。ポイントをご紹介します。
上手く見える人のポイント
1.動きが大きい
ダンスは、何より楽しく踊ることが大事です。プロのダンサーでなければ、例え少しくらい振付を間違っても構わないでしょう。振付は完璧だが小さく動くことよりも、振付は多少間違ってもいいので大きく踊るように心がけてみましょう。
2.顔の表情
ダンスには様々な種類がありますので、この表情がいつも正解、というものはありません。しかし、コツがあります。それは、ダンス(音楽)の内容に応じて表情を作るということです。
例えば、ノリノリのダンスの時には笑顔で、女性らしいダンスの時には妖艶に、という具合です。一般的、ダンスをしているときには無表情になりがちですので、鏡を見て表情の練習をすると良いでしょう。
3.リズムに乗る
初心者の場合、振付を頭の中で考えることに必至になってしまい、ダンスの基本中の基本である「リズムを捉える」ということができなくなるケースもあります。いっぱいいっぱいになる気持ちはわかりますが、ダンスを楽しみ、リズムに身を任せてみましょう。
上手な人って、動きがしっかり見えて、曲に合わせて表情や雰囲気が違いますよね。特に、どのダンスでもキレがある人は格好よく見えると思います。
そこで、次はキレを出す為におすすめのアドバイスです。
1.動きの”止め”を意識して体を動かす
振り付けを練習する時は、先生や動画を参考にしながら体に”止め”を作るポイントを先に決めて練習しましょう。止めのポイントを作ることで、次の動作までの間隔が短くなるので自然と動きのスピードも早くなっていきます。
2.体幹”を鍛えて体のバランスを向上させる
素早い動きを意識するほど体のバランスは崩れやすくなり、勢いが増す分ストップを掛けることが難しくなります。その両方に効果的なのが体幹トレーニングです。プランクなど、骨盤底筋群を意識したトレーニングを行いましょう。
3.上半身と下半身を繋ぐ”腹筋”を意識する
野球のスイングにバレーのスパイク、全力疾走などなど、どのスポーツにおいても全力の動きには腹筋が大活躍します。腹筋は、力強く素早い動きを生み出すエネルギー源なのです。また、腹筋は前述した体幹に数えられる筋肉でもあるので、鍛えることで素早い動きだけではなく安定感も備わります。
4.ダンスを通してムダな脂肪を落とす
体重が重いと、その分キレは落ちてしまいます。もしあなたが自分自身で太っている自覚があるのなら、ダンスを通じてダイエットを考えることをオススメします。
5.練習前の食事&練習中の水分に注意する
ダンス前にガッツリご飯を食べちゃうと、体が重くなり、またお腹に力が入りづらくなるので、その分キレが落ちます。水分摂り過ぎも同様です。練習前のエネルギー補給は、練習開始の1時間前にバナナやおにぎりなど、すぐエネルギーになる物を選ぶのがオススメです。
いかがでしょうか?大きな動きができて、楽しく踊れるようになったら、表情もよく踊れそうですよね。できることからチャレンジして、楽しくダンスを踊れますように。