リモートワークが多くなっている中、おうち時間を充実させたいなと思いませんか?
今回おススメするのはズバリ。
ワインです。
ワインって、ワインソムリエだったり、詳しい人って周りにいませんか?
「自分はよくわからないし」「学ぶのは難しそう」 と感じる方は多いかもしれません。
実は、ワインの知識は楽しみながら身に付けることが可能であり、初心者向きのワイン検定もあります。
そこで今回は、ワインの基礎知識を身に付けるメリットについてお話しします。
自分好みのワインが見つけやすくなる
ワインの裏ラベルには、赤ならフルボディやミディアムボディ、ライトボディ、白なら辛口や中辛口、甘口などと書かれています。
実は、どんな味わいのワインなのか手がかりになるのは、ボトルの表のラベルに書かれた情報です。
ワインのラベルには、生産国による違いもありますが、商品名をはじめ、産地や造り手、ヴィンテージ、格付けなどが書かれています。
ワインのラベルの見方がわかると、もっと多くの情報をもとにワインを選ぶことができるのです。
また、ブドウの品種や、ブドウが育てられた土壌や気候に関わる産地によって違いがあります。レストランのワインのメニューには、生産国や「カベルネ・ソーヴィニヨン」や「ピノ・ノワール」といったブドウの品種が書かれていることが多いです。
そのような情報を見たときに、どんな味わいなのかおおよその特徴がわかるようになると、気分に合ったワインを選びやすくなります。
雑学が身に付く
赤ワインと白ワインは何が違う?
ロゼワインはどうしてピンク色をしている?
こんな疑問を持ったことはありますか?
答えはブドウの品種や製造工程の違いにあるのですが、このような疑問も、ワインに関する知識を身に付ける過程で答えを知ることができます。
初心者でも、ちょっとした雑学を披露できるようになるのも、ワインの基礎知識を身に付けることのメリットです。
家でワインをもっと楽しめる
初心者がワインの基礎知識を身に付けると、家で飲むワインをもっと楽しめます。まさに、今の時代にぴったりです。
例えばワイングラス。
飲み口の広さやボウル部分、形状による種類がありますが、各グラスによって、空気に触れやすい、香りをとどまらせやすいといったように、特徴に違いがあります。
グラスの種類を知って、ワインに合ったグラスを選べるようになれば、ワインの美味しさが引き立つので、より美味しく飲めちゃいます。
また、ワインは料理とのペアリングを楽しめるのも魅力です。ワインの基礎知識があると、料理にあわせてワインを選ぶ楽しみが広がります。さらに、ワインは高級レストランやワインバーなどでは、タイプごとに適した温度で提供されています。
家でも、ワインの特徴を活かした温度に調整できると、ワイン本来の味わいをもっと感じられるようになります。
そのほかにも、見た目が華やかなデキャンタージュ(ワインをボトルからデキャンタという専用のガラス容器に移し替えること)はなぜ行う必要があるのか理由を知ったり、やり方を身に付けたりしてワインの正しい注ぎ方がわかれば、家でもレストランに近い形でワインを楽しむことができるのです。
では、このような知識はどこで学べばいいのか。
①ワインセミナー
②スクールに通う
です。
①ワインセミナー
ワインスクールやワインショップなどが主催するワインセミナーの多くは、誰でも手軽に参加することができます。1回完結のセミナーで、費用は5千円前後が中心です。
基礎知識の講義の後、テイスティングが行われるタイプと、テイスティングが主体で、テーマに沿ったワインの解説やテイスティングがメインのタイプのものがあります。
1回完結のセミナーは、興味のある内容を選んで参加できるのが魅力です。
ただし、いくつかのセミナーに参加しても、体系的な知識は身に付きにくいことがデメリットです。
②スクール
ワインスクールの講座は大きく分けて三系統に分かれます。
1.対策系講座
ソムリエ協会のソムリエ(飲食関係や酒販関係者対象)やワインエキスパートの資格取得を目指す
2.趣味系講座
ワインの一般的な知識の取得を目的
3.専門系講座
生産地などを限定してその分野における著名なソムリエなどが、より深く専門的な内容を学ぶ
当然のことながら、それぞれの講座に通われる方は目的が違うため、講座によって雰囲気がまるで違います。対策系の講座に通われる方は必至な感じが伝わってきますし、趣味系の講座に通われる方は楽しもうという感じが強いですし、専門系に通われる方はよりニッチな雰囲気が漂います。
いずれもテイスティング用のワインがあったりするので、カルチャースクールの講座などと比べるとかなり高価ですし、期間も半年間程度(月2~3回)とそれなりに長いので、ある程度、時間とお財布の準備をお勧めします。
何処がいいかと言えば、これは一概に言えません。
大事なのは、受講料も含めた通いやすさ、顧客対応などを含めた雰囲気、あとは講師との相性です。
「お家時間」と「ワイン仲間」が欲しい方、おすすめです。