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ライフイベントによって保険を見直す理由とは?

投稿日:2023年2月4日 更新日:

人生のライフプランにおいて、「保険ってどうする?」
といった会話をしたことはありませんか?

親に言われるがままに勧められて入った。
結婚してから保険を見直そうとしている。
家族の不幸が心配で入る。

人それぞれだと思います。
では、そもそも何故ライフプランの変化で保険に入るべきなのか。
または見直しが必要なのか。

今回は、結婚後の保険になぜ入るべきなのかという話をしていきます。

まず、保険は入院・手術をしたときや亡くなったときの経済的なリスクをカバーするものです。
たとえば、入院・手術をしたら治療費がかかってきます。亡くなったときには葬儀費用を始めとした死亡整理金などがいりますし、場合によっては残された家族の生活費も必要になってくるでしょう。
保険はそのような経済的なリスクを補てんするものなのです。

結婚をして家庭を持つということは、パートナーや子どもと一緒に将来にわたり過ごしていくこと。その長い時間のなかで、もしかしたら自分やパートナーに予期せぬアクシデントが起こるかもしれません。そのとき、

家族に経済的に不自由な思いをさせたくない

そう考えるのは自然なことではないでしょうか。そんな家族を思いやる気持ちに形を与えるのが保険の役割だと言えるかもしれません。

ここで、すでに加入している保険がある場合、内容確認が必要となってきます。
なぜかというと、保証内容を使いたい相手が自分だけでなく、家族に向けた内容向けの方がいいかもしれないからです。

だからこそ、内容の把握が必要となります。

今のライフスタイルに合っているなら継続するべきですし、逆に今の自分のライフスタイルにそぐわないのであれば解約に踏み切るのも良いかもしれません。継続する場合については、契約者や受取人の名義・住所などの変更手続きをしたほうが良いケースもあるので、その点には注意を払いましょう。

では、結婚を機に保険を検討していくとして、どのように考えていけば良いのでしょうか。

結婚したときの保険選びの基準

基準は家庭のあり方によって大きく変わってきます。たとえば、共働きか片働きか、子どもはいるのかいないのか、そのような一つ一つの家庭の事情に応じて、保険の考え方も選び方も違うのです。

結婚すると、何かあったときに配偶者に対してどんな影響があるかを考えなければなりません。

夫婦共働きで、お互いに十分な収入がある場合は死亡保障はそれほど必要ではありません。300万円くらいの終身保険に加入するとよいでしょう。

働いているのが夫または妻の片方だけというときは、家計を支える世帯主はさらに定期保険などで500~600万円くらい上乗せの保険に入るとよいでしょう。

次に、こどもが生まれると、こどもの人数や年齢、教育プランによって違いますが、世帯主には数千万円の死亡保障が必要となってきます。現在の手取り月収をもとに、収入保障保険の月額などを決めて、こどもが独立するまでの間加入するなどしてもよいでしょう。

医療保険については、子育て期で貯蓄の確保が難しい時期なので、もしもの備えが足りていない場合は加入しておくとよいでしょう。

基本的には、世帯主の死亡保障を厚くすることがポイントとなります。

住宅購入時について

住宅を購入すると、その後は家賃の支払いが不要になります。また住宅ローンを組んだ場合は、一部のローンを除いて、ほぼ団体信用生命保険に加入することになるため、死亡後は住宅ローンの返済が不要となります。

そのため、これまで加入していた生命保険の保険金額を家賃の支払いに相当する金額だけ減額することができます。保険を減額すると、保険料の支払い負担を軽くすることができます。

更に時が進み、こどもが就職して独立すると、親としての経済的な責任が軽くなります。今後は夫婦2人だけの生活を中心にお金のことを考えればよくなります。

もし、こどもの生活費や教育資金を考慮した高額な生命保険に入っていて、まだ保険期間が残っている場合は、その保険を解約するか減額するとよいでしょう。

子育てが終了したら、死亡保障は1,000万円くらいから、配偶者が専業主婦(主夫)であれば2,000万円くらいまでを目安に最低限必要な金額にするとよいでしょう。この時期になると、できるだけ高額な死亡保険に加入するより、老後に向けて貯蓄をしていくときだといえます。

このように、ライフイベントで必要保証や金額も変わってくるので、適宜見直していくことをお勧めします。

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