コンテンツ
「結婚はゴールではなくスタート」。
交際中はうまくいっていても、価値観や生活スタイルの違いが原因で結婚後にすれ違うカップルは少なくありません。
幸せな結婚生活を築くには、お互いの考えやライフスタイルを事前にしっかりとすり合わせておくことが大切です。
この記事では、結婚前に必ず話し合っておきたい10の重要テーマを具体例つきで解説。
真剣な内容でも、今だからこそ話せるタイミングです。ぜひお二人で向き合うきっかけにしてください。
1. お金の管理方法
✅ 話し合うべきポイント:
-
お財布は完全共有/一部共有/完全別々のどれが理想?
-
家計管理はどちらが担当する?
-
貯金額の目標は?
-
借金や奨学金はある?
💬 例:
「結婚後の生活費は共通口座に毎月◯万円ずつ入れよう」
「収支アプリで毎月チェックし合おう」
2. 仕事と家事のバランス
✅ 話し合うべきポイント:
-
共働き希望か、専業主婦(主夫)希望か
-
家事や育児の分担はどうするか
-
仕事の忙しさに理解があるか
💬 例:
「平日は料理は私が、休日は一緒に分担しよう」
「残業が多い時期は洗濯や掃除をお願いしていい?」
3. 子どもに関する考え方
✅ 話し合うべきポイント:
-
子どもは欲しい?何人くらい?いつ頃?
-
不妊治療への理解はあるか?
-
育児休暇や保育園についての考え方
-
子育てに関して親の協力を得るかどうか
💬 例:
「子どもは2人くらいが理想だけど、できなかった時の選択肢も話し合いたいね」
4. 親との付き合い方・距離感
✅ 話し合うべきポイント:
-
実家との距離や付き合いの頻度
-
仕送りや介護についてのスタンス
-
同居の可能性はあるか?
💬 例:
「年に2回はお互いの実家に帰省するようにしたい」
「将来的に介護が必要になった時、どうするかも考えておこう」
5. 貯金・資産形成の考え方
✅ 話し合うべきポイント:
-
貯金の目的(マイホーム/教育/老後など)
-
投資や資産運用に対する考え
-
生命保険・医療保険への加入
💬 例:
「家計のうち2割は毎月貯金しよう」
「NISAやiDeCoにもチャレンジしたい」
6. 住まい・暮らし方
✅ 話し合うべきポイント:
-
持ち家派?賃貸派?
-
都会 or 郊外/地元に戻る or 移住?
-
ペットを飼う予定はあるか?
-
仕事や生活の拠点としてどこを優先するか?
💬 例:
「最初の3年は賃貸で暮らしてから家を買いたい」
「子育てを考えると、通勤より住環境を重視したい」
7. ライフスタイル・価値観のすり合わせ
✅ 話し合うべきポイント:
-
食事・睡眠・趣味など日常習慣の違い
-
休日の過ごし方
-
健康や美容への関心度
-
宗教・信条の尊重
💬 例:
「土曜は二人で過ごして、日曜はお互い自由にしよう」
「朝型と夜型のすれ違いをどうやって調整するか考えよう」
8. SNSやプライバシーの考え方
✅ 話し合うべきポイント:
-
SNSに写真や生活をどこまで載せるか
-
互いのスマホ・メールを見るのはOKか?
-
パートナーの交友関係・異性の友達との距離感
💬 例:
「SNSは一緒に写ってる写真は事前に相談してから投稿しよう」
「LINEはお互いプライバシーを尊重したい」
9. トラブル時の対応・話し合い方
✅ 話し合うべきポイント:
-
口論になったときの対処法
-
仲直りのルールやサインを決める
-
どちらかが悩んでいるときの支え方
💬 例:
「ケンカしても“その日のうちに話す”ルールを作ろう」
「お互い冷静になる“クールタイム”を設けてもいいね」
10. 理想の将来像(10年後・20年後)
✅ 話し合うべきポイント:
-
仕事・家庭・生活スタイルの理想
-
子育て後の生活、セカンドライフの過ごし方
-
目指す夫婦像や人生の目標
💬 例:
「10年後にマイホームを持って、旅行にも年1回は行きたいね」
「いつか二人で小さなカフェをやってみたい」
まとめ|結婚前こそ、人生の“すり合わせ”をしよう
結婚は、ふたりで未来を作っていく共同プロジェクトです。
愛情があっても、価値観のズレを放置すれば、後から大きな問題に発展することも。
だからこそ、今のうちに「どんな夫婦になりたいか」「どんな生活を送りたいか」を率直に話し合うことが何より大切です。
✅ おすすめの進め方:
-
緊張せず、カフェや家でリラックスしながら話す
-
一度に全部を決めなくてOK。何度かに分けて話し合う
-
メモやノートを使って、お互いの意見を記録しておくと後から振り返りやすい